こんにちは。カナエです✋。
今週は晴れてめでたく結婚した小薇と十三皇子💖。そして十三皇子が自分が探しに来た運命の人だとわかって小薇はもういう事なしの無敵な幸せ状態に!
でも親友の小春は皇太子との関係を敵の八皇子派に感づかれて二人は窮地に陥ってしまいます。小薇と十三皇子は二人をどう救えるのでしょうか?
二人は結婚はしたけれど小春の恋は哀しすぎて・・
🌸宮廷の茗薇<めいび> ~時をかける恋
監督:リー・クォックリー
脚本:ワン・リージー
出演:リー・ランディー、ワン・アンユー他
🌸これまでの記事
🌸第四週(14~18話)のあらすじ(ネタバレ)
謀反に失敗して自暴自棄になった皇太子は愛する小春のもとで寄る辺ない身を嘆きます。小春はそんな皇太子を優しく励ますのでした。
一方徳妃に仕える小薇は十四皇子から求愛されて困惑します。母親の徳妃は四皇子も小薇に気がある様子なのを見て(もともと仲の悪い)二人が更に諍うのではないかと心配になり、小薇を十三皇子と結婚させてしまおう、と計らいます。
徳妃から話を聞いた康煕帝は十三皇子と小薇に結婚話を持ち掛けました。小薇が意中の人である十三皇子は喜びますが、自分の探し人がまだわからない小薇は結婚を受けていいものかと迷います。けれどヤジを飛ばしてくる八皇子たちに怒りが募った小薇は結婚することを承諾してしまうのでした。
それでもその後感情的になって結婚を決めたことを後悔する小薇。そんな小薇を見てなんとか小薇の心を自分に向けようと努める十三皇子でしたが、逆に小薇から冷たくされてしまいます。落胆した十三皇子は自分では駄目だと父帝に結婚をやめる旨を伝えに行こうとしますが、それを聞いた小薇は自分の本当の気持ちに気づき皇子を追いかけました。
十三、待って!
やっぱり好きなの
<画像出典>https://dramimi.com/meibi/
十三皇子に自分の気持ちを告げた小薇。ついに二人は結婚するのでした。
優しい十三皇子に嫁いで幸せな小薇でしたが、侍女の七香がなにかと意地悪を仕掛けてくるのが気になりました。十三皇子の親友の妹である七香はどうやら十三皇子を好いていて小薇にやきもちを焼いているようなのです。
七香の嫌がらせに手を焼く小薇ですが、十三皇子が庭に杏の木を植えさせているのを見たことで十三皇子が自分の探し人だとわかってさらに十三皇子を愛するようになっていきます。
けれどそんな幸せな小薇とは裏腹に、親友の小春は皇太子との仲を小薇の姉の茗蕙に感づかれ、八皇子たちと手を組む茗蕙はそれで皇太子を失脚させようと画策します。
<画像出典>https://www2.myjcom.jp/special/tv/hualiu/feature/meibi/
茗蕙の陰謀に感づいた小薇は小春にしばらく皇太子と会わないよう忠告します。しかし茗蕙は小春の侍女にお金を渡して、小春が妊娠しているように思わせるよう仕向けました。
慌てた小春は皇太子と会って妊娠の事実を告げ、もう隠し通せないと観念した二人は康熙帝にすべてを話します。
自分の妾と密通した息子に康熙帝は怒り、小春は牢屋に入れられてしまいます。観念した小春は牢に火をつけて死のうとしますが、小薇と十三皇子に助けられるのでした。
🌸小春の恋の終わり
小春、可哀想でしたね。姦通の罪で処刑されそうになるなんて。
<画像出典>https://www2.myjcom.jp/special/tv/hualiu/feature/meibi/
それにしても二人で康熙帝に直訴したのに捕らえられたのは小春だけで皇太子は何の罰も受けていないみたい。康熙帝は自分の“女”を寝とった息子に女を助けようとするとは心優しいな、なんてふてくされながら言って、小春には容赦しない。
身分の差だから仕方ないかもしれないけどこの時代の女性は可哀想だと思いました。小薇たちに助けられて良かったな~~✨。
それでも愛し合う二人は最後に文をかわします。
小春は来世で会いましょうと手紙で綴りましたがこの時代の中国の方は来世を信じていたんでしょうかね🙄。それとも悲しい別れの手紙にしたくなくて皇太子を励ます気持ちで書いた言葉なんでしょうか😢。
ちなみに清の宗教はチベット仏教なんです。だとすると輪廻転生は信じられているはずだから来世でまた会えると小春は本気で思っていて皇太子によびかけたのかも知れません。命がけで愛した皇太子ですもんね。来世こそ添い遂げたい思うのは当然ですよね。
来世に希望がもてるのってロマンチックだな♥️
(松田聖子ちゃんの生まれ変わったら一緒になろうね、に似た気持ちなのかな?聖子ちゃんの場合は婚約破棄の釈明会見のときの話だった状況が違いますね😅。随分昔の話を今更持ち出して馴れ馴れしくてすみません、聖子ちゃん。でもあの時はひろみクンが可哀想だったな・・)
小薇は十三皇子の妻になったから小春よりは安定しているかもしれないけど、この陰謀だらけの宮中で無事に過ごしていけるのか・・十三皇子も八皇子派に目をつけられているから不安ですね。
それに小薇はもともとこの時代の人間じゃないんだからかぐや姫みたいにいつか自分の時代に帰らなくちゃならないんじゃないかな?やっぱり十三皇子とは別れる運命なんですよね・・。
そして最後に・・
🌸十四皇子ってどんな人だった?
八皇子派で陰謀に加担したり、小薇を助けたりで敵だか味方だかよくわからない十四皇子。母親の同じ四皇子とは仲が悪そうだけどドラマだけでなく本当に仲が悪かったんでしょうか?
そこで記事の締めくくりに十四皇子の生涯について調べてみたいと思います!
<画像出典>https://www2.myjcom.jp/special/tv/hualiu/feature/meibi/
十四皇子は1688年に生まれています(日本でいうと江戸時代になるのかな)。第四皇子が1678年に生まれているから皇子の順番通り10年の年の差があるんですね。10も年上の兄と権力争いをするなんてなかなか気の強い皇子だったんですね。まあ皇子同士の宿命かもしれないけど・・。
近い兄弟ほど嫉妬が深くて確執があるっていうのは良くある話。(このドラマでも姉の茗蕙はずっと小薇を陥れようとしています。)
長兄の部類になる四皇子は康熙帝との距離が近くて皇太子が父帝の信頼を失って失脚してからは帝の補佐をしていたようです。そして第十四皇子の方は(ドラマ通り)八皇子の派閥にいて皇太子派寄りだった兄とは対立していたんですが、八皇子が皇太子の殺害計画に加担したと疑われて評判を落とすと、八皇子派の中での時期皇帝候補に挙げられるようになりました。
1717年にジュンガルと清国との間で戦いが起こると、康熙帝は十四皇子を撫遠大将軍に任じます。十四皇子は華々しい活躍を見せますが、戦いが長引いたせいでその間に康熙帝が亡くなってしまいました。そして兄の四皇子が皇帝になってしまうのです。
兄の皇帝は戦いで功績をあげたにもかかわらず弟を冷遇し最後は幽閉してしまいます。きっと血を分けた弟こそ自分を陥れようとする最大の敵だと思ったのでしょうね。
そんな風にこの兄弟の仲は本当に最悪でした。母親の徳妃はきっと嘆いていたでしょうね・・。
幽閉されて亡くなるなんて十四皇子は悲劇の皇子だったのでした。
(以上、参考資料・Wikipedia)
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