こんにちは。カナエです。
今回も韓国ドラマ「二番めの夫」第10週(第45・46話)について書きたいと思います。
シャロンとなったソナはジェミンの婚約者としてユン家に迎えられる
<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband
韓国ドラマ「二番目の夫」はBS11で平日午後2時29分から3時30分まで放送中
◆このドラマのキャスト/これまでの物語
◆ドラマ「二番目の夫」第10週(第45・46話)のあらすじ(ネタバレ)
45話
シャロン(オム・ヒョンギョン)とジェギョン(オ・スンア)は投資の契約を結びます。
ジェギョン、解約条項の追加に同意するわね?
はい?
ピーターが英語で説明します。
契約当事者が非難される行動をとり、相手方の名誉を毀損した時…
その場合どうするんだっけ?
シャロンが口を挟みます。
ジェギョンは契約書の条項を読みました。
その場合契約は即破棄され、違約金として投資額の2倍を賠償する
オーケー
ですが・・
ジェギョンはシャロンに言いました。
“非難される行動”を明示すべきでは?
そこに例示されてるでしょ 頭が悪いの?
シャロンは身を乗り出して訊ねました。
何か後ろめたいことでも?
いいえ まさか
ジェギョンは慌てて否定します。
気をつけてよ ジェギョン 契約破棄されないように考えて行動して
オーケー?
シャロンは契約書にサインし、両者の契約は成立しました。
それで・・・出資金は?
3日以内に出資金の1割を
ビーターが答えました。
プロジェクトの進行期間中に残額分を9回に分けて渡します
ここに書いてある バカなの?
シャロンは不機嫌にジェギョンに言いました。
ピーター、 スイスの口座を使って
シャロンはピーターに命じます。
オーケー
それでは公証をお願いします
サンヒョク(ハン・ギウン)が公証人に指示しました。シャロンは立ち上がりジェギョンに手を差し出します。
これでパートナーね
ジェギョンとシャロンは握手しました。
***
ジェギョンとサンヒョクはジェギョンの隠し財産を集めた部屋を訪れます。サンヒョクは札束の山を触り恍惚感に包まれ目を閉じました。
何してるの?
いや なんでもない
サンヒョクはアタッシュケースに札束を詰めます。ジェギョンは自分の集めた貴重品を眺めながら言いました。
ここにいると幸せ アロマセラピーなんかよりマネーセラピーよね
ああ 俺たちの王国が完成する日も近い
サンヒョクさん、私を裏切らないでね
ジェギョンはサンヒョクを見つめます。
札束を見せた意味を考えて あなたは私のそばにいないと輝けないの
わかってるさ
サンヒョクは笑います。
あなたが裏切ったらこのお金に火をつけて二人で灰になって消える
ジェギョンは言います。
***
今度の創立記念日にはパーティーをする 今年は30周年だからな 知人を呼んで賑やかにやろう
ユンが家族に告げました。
優秀な社員を招待しよう
ジェミン(チャ・スウォン)が言います。
ああ、サンミさんも働いているのよね ならお義母様と一緒に来てもらって
ヘランがサンヒョクに言いました。
わかりました
韓屋の社長も招きます
韓屋を?
ヘランが疑わしげにジェミンに聞きます。
いいじゃないか めでたい日だ
ユンは笑って抱いているテヤンに言います。
テヤンは大きくなったら招待してやろう
はい お祖父ちゃん
おお、テヤンはしっかりしてるな ジェミン、お前はいつ孫を見せてくれる?
結婚の予定はあるの?
ヘランもジェミンに訊ねます。
ああ、もちろん・・
お? 笑ってるな 何かある
ユンはジェミンを指さしました。
父さん、今答えたら面白くないだろ? 結婚の計画はある
ジェミン、つき合ってる人がいるの
ヘランが驚きます。
兄さん、誰かと交際を?
ジェギョンも聞きました。
参ったな 計画があると言っただけなのに
ジェミンは笑います。
***
ジェミンは韓屋でソナに家族にそれとなく話したと伝えます。
ソナさん、心の準備はできてる?
大丈夫よ
結婚するんだから浮かれるふりをしてくれよ 俺は浮かれてる 前もって恋人同士の練習をするか
ジェミンが近寄って来たのでソナは立ち上がります。
うまくやるから練習は無用よ
そう言うとソナは行ってしまいました。
相変わらずつれないな ポン・ソナ
ジェミンは笑います。
***
テグクグループの30周年記念式典が開催されます。
テグクたち家族に加えて賑わう招待客の中、ボクスンやソジュン、マルジャはキョンイとサンミを連れ、ヘンシルも着飾ってやってきました。ジェミンはソナをシャロンとして家族に紹介するつもりでした。ヘンシルはヘランに愛想を振りまくマルジャを見て唇を尖らせます。
全くみんなで私を無視して
***
会長のユンが壇上で挨拶しました。そして会社を率いる若いホープとしてジェミンを紹介します。
今回専務理事に就任したユン・ジェミンです
ジェミンは壇上でお辞儀し、就任の弁を述べました。
手短に挨拶させて頂きます 職位や年齢に関係なく意志疎通できるフラットな文化を作るのが僕の目標です そしてそれをベースに業務効率を上げテグク製菓をグローバル企業に成長させていく所存です
ジェミンが挨拶を終えると盛大な拍手が起こります。
そして皆様に紹介したい人がいます 僕の生涯の伴侶となるフィアンセ、シャロン・パクです
<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband
扉が開きシャロンが姿を現しました。ソナを知る人たちは瓜二つのシャロンの登場に驚きます。ジェギョンはシャロンが兄のフィアンセと知り衝撃を受けます。ジェミンは壇上から降りてシャロンと並びました。
アメリカ支社時代から交際していたシャロン・パクです
シャロンはにこやかにお辞儀しました。
シャロン・パクだと? 誰かにそっくりだ
ユンがヘランに言います。
ポン・ソナに似てるわ
ヘランは言いました。
ありえないわ
ジェギョンは戸惑いを隠せません。
つまり事業のことを義兄も知ってると?
サンヒョクはジェギョンに訊ねます。
***
皆がシャロンに注目しているなか、キョンイだけがボクスンを気にしていました。
あの女性・・どこかで見たことが
キョンイは目を丸くします。
やだ、 ボクスンじゃない!
キョンイは会場から逃げ出しました。
昔の仇敵に会うなんてびっくりだわ
キョンイは狼狽えながら呟きます。
***
シャロン、父と母だ
ジェミンは両親を紹介しました。シャロンは二人にアメリカ流の挨拶をします。
シャロン・パクです よろしく
シャロンは結婚するためにアメリカから来たんだ 父親は有名なホテルのオーナー、母親はアパレル会社の重役だ
本人は?
ユンが訊ねます。
経営するホテルでパティシエをやってた 今は投資会社を
シャロンはヘランに言いました。
お母さん、美人ですね
ありがとう 今度うちに招待するわ 正式な挨拶はそのときに
イエス お待ちを
シャロンは秘書を呼びました。
日程を調整して
***
ユンはシャロンの素性を秘書に調べさせます。
専務のお話通りです 母親はアパレル系、父親はホテルやビルを所有する不動産王です 本人は契約するホテルでパティシエをやり投資会社を設立しました
大金持ちだな
ユンは笑います。そしてヘランが来るとシャロンの調査書を見せました。
アメリカの不動産王だ アン・ミレの家より財力は何倍もある
二人が話しているとジェミンが帰ってきました。
シャロンのことをどうして隠していたの
ヘランが訊ねます。
ずっと友達だったけどいろいろ手助けするうちに恋人になったんだ 彼女じゃないと駄目だ
ポン・ソナに瓜二つよ
俺も初めて会った時は双子かと思った その話はシャロンが来たときにまた話そう
ジェミンは言いました。
父さんも
彼女がいるなら先に話せ 肝を潰したぞ
ユンは息子に怒りました。
ごめん
ジェミンは謝ります。
***
シャロンそっくりだったわよ 名演だった
秘書役のジナがソナを誉めました。
必死でやってたわ みんなが準備してくれたことを無駄にできないもの
確かに この数ヵ月は怒涛の日々だったね
ジナは笑います。すると家をノックしてジェギョンが訪れました。
兄と結婚することを何故言わなかったんです?
ジェギョンはシャロンを問いただします。
言う必要があるの?
事業の件は秘密なのに
もちろん秘密よ いちいち話すと思う? 疲れちゃうわ
二人が話しているとジェミンから電話が来ます。
ジェミン、別れたばかりじゃない え? うちの前に来てる??
シャロンが話していると家のチャイムが鳴りました。
兄さん?
ジェギョンは焦ります。
ここで出くわすのはまずいわ
***
ジェミンが入ってくるとシャロンはジェギョンがトイレにいると目で合図しました。シャロンとジェミンは抱き合う演技をします。
休んでると思ったけど会いたくてさ
ジェミンは言いました。ジェギョンはトイレの扉の陰で話を聞きます。
お客さんがいるの
シャロンは言いました。
どこに
ジェミンはトイレを見ながら聞きました。
トイレよ
両親は待ちきれない様子なんだ 今週末で大丈夫か?
ご両親には挨拶しなきゃね 結婚したら同居したいわ
同居? 正気なの??
ジェギョンは仰天します。
妹夫婦もいて手狭だけど
狭い家がいいの ビバリーヒルズの家は広すぎた
シャロンは言いました。
その件はまた話そう お客さんが出てこないな
恥ずかしいのかも
シャロンがトイレに近づくとジェギョンはトイレの水を流して誤魔化しました。シャロンは笑ってジェミンのところに戻ります。
帰るの?
用事ができた 電話する
興ざめね
シャロンはジェミンを玄関から送り出しました。兄がいなくなるとジェギョンはトイレから出てシャロンに言います。
私がジェイタウンに関係していることは内密に
オーケー
ジェギョンはシャロンの家を出ました。
***
ジェミンからシャロンになるよう提案されたとき、ソナは驚きました。ネットでシャロンの記事を見ながらソナは首をふります。
そんなのとうてい無理よ
ソナのままでは嫁に入れない 武装が必要だよ
ソジュンが話します。
こいつは人生をかけてきみの復讐を助けようとしてる ソナも頑張るんだ
ソナはジェミンを見ました。ジェミンはソナに頷きます。
ジェギョン夫婦を倒すにはこの方法しかない ソナ、怪物になるんだ
ソジュンは励まします。
わかった やるからには完璧にやり遂げる
ソナは言いました。
これから私はシャロン・パクになる
***
ソナはジナとグムドクの協力を得てシャロン・パクになるための猛訓練をしました。
声色、行動、それにマインドもシャロンになるの
ソナはジナと一緒にシャロンの話し方の練習をします。そして超ミニのファッションにも慣れていきました。英語やアメリカ流の食事マナーを習い、グムドクから投資の勉強も教わりました。
こうしてソナは完璧なシャロン本人になったのです。
***
ジェミンさん、本当に私と結婚していいの?
ソナは電話でジェミンに言いました。
ソナさん、俺はジェギョンのしたことを本当に申し訳なく思ってる そしてきみのことを心から愛してるんだ
だけど結婚に後悔したらそのときは遠慮しないで言ってね
ソナさんこそ後悔したらすぐに教えて
愛してる
ジェミンは電話を切りました。
ジェミンさん 私もあなたを愛してる
ソナは独り言ちます。
***
ソナ、あなたは間違ってる バレたらどうするの?
ボクスンはソナを止めようとしました。
ジェミンと普通に結婚して外国で幸せに暮らすのよ 復讐なんてやめなさい
おばさん、私はこのチャンスにすべてを懸けてます ジェギョンを真犯人として必ず警察に送ります
でもジェミンは? 復讐が終わったらあの子はどうなるの?
彼とは話がついています 彼の方が疲れて私から去るかも
ソナは涙ぐみます。
そんなことになったら二人とも不幸よ
ボクスンは嘆きました。
おばさん、幸せになるためなんです 心から怒りや重荷を消し去って幸せになりたい
ソナはボクスンに訴えます。
心配しないで うまくやります
***
ヘランはグムドクに探し人について報告させますがヘランが知っていることばかりでした。
奥様、情報を共有させてください 手がかりが多いほど正確に探し出せます
けれどヘランは無言でお金をテーブルに置きます。
結構です 私にもプライドが・・ 成果があったときしか受け取れません
ヘランは立ち上がって言いました。
難しい依頼だから遠慮しないで
ヘランはグムドクの事務所を出ます。
悪い人間じゃないわね
ヘランは呟きました。
ヘランが事務所を出たあとスチョルの車が事務所の前に止まります。スチョルはヘランの後ろ姿を確認してから事務所に向かいました。
***
契約を解除すると?
ジェギョンがシャロンの家に来て訊ねました。
ジェギョン、チョにあなたのことを調べさせたわ チョ!
ジナの演じる秘書のチョが来て報告しました。
1、ムン・サンヒョクは事実婚の妻子を捨てた 2、その妻の祖母の死に道義的責任がある 3、掲示板に虚偽の投稿をさせ他社を陥れ…
もういいわ!!
ジェギョンは叫びます。
そんなデタラメをどこで?
証拠もあるとか
チョは言いました。
ソナに接触を?
はい 調査中に会いました
なぜ証拠があるのに通報しないのかしら
ジェギョンは言います。
ジェギョン
シャロンが呼びました。
なにかあったら終わりよ 私のお金も消える だから調べたの
私もビジネスをする人間です 抜け目はないわ
なら全部作り話なの?
シャロンの追及にジェギョンは戸惑います。
1は事実だと認めます でも私は妊娠するまで知らなかった 彼が私を選んだんです でもそれが事業と関係あります?
そう
シャロンは秘書に目線をやります。
警察に呼ばれることはありませんね
チョはジェギョンに確認しました。
当然よ!
オーケー
シャロンは秘書に命じました。
今の内容で公証を受ける準備を
・・は?
ジェギョンは呆れてシャロンを見ます。
分かるわよね、ジェギョン 私たち家族になるんだから
ジェギョンは怒りをこらえます。
***
ヘランが帰宅すると門の前に奇妙な女が待っていました。
奥様 お久しぶり
あなた・・
お幸せそうですね あの時私と・・
お黙り! 帰らないなら警察を呼ぶ
残念だこと 秘密を守って姿を消したのに 警察を呼んだらご家族はどうなります?
あなた ここをどこだと・・
息子さんを見ましたよ 立派に成長しましたね
ヘランが女と話しているとジェミンが車で帰ってきました。
母さん?
ちょうど来たわね
黙ってついてきて
ヘランは歩きだします。
母さん、 どこに行くの?
少し話して来るから先に家に入ってて
ヘランは振り向いてジェミンに言いました。
***
公園にくるとヘランは女の頬をはりました。
叩いていいのかしら 後で後悔しますよ
女は言います。
たかりに来たの? 大金を渡したのに図々しい
あれでは秘密の対価としては少なすぎますよ
女は笑います。
20億ウォンください
お黙り!
ヘランは女に叫びました。
警告しておくけど口を滑らせたら身を滅ぼすわよ お金は用意する
ヘランは女と別れます。
ヘランは部屋に戻ると身辺調査を頼みます。
名前はオム・チュンジャ どこで何をしてるのか調べて
***
サンミはソジュンに会いに韓屋に行きます。チルスがいたのでサンミは訊ねました。
ソジュンさんはいますか?
ソジュンは出掛けてるけど・・どちら様?
チルスは合点が行ったように笑いました。
お嬢さんもソジュンに惚れてるのか ソジュン目当ての客は20人以上いるよ
ええ ! そんなに??
チルスに脅かされサンミは困惑します。
46話
母さん、浮かない顔だ さっきの人は誰?
ジェミンはヘランに訊ねました。
昔雇ってた人の親戚なんだけどうちの会社に入りたいとしつこく言われたのよ
あの年齢で会社に就職?
清掃員で働きたいって それよりシャロンのところに行くんでしょ 待ってるわよ
ヘランはジェミンの腕を押しました。ジェミンが出ていくとヘランは頭を抱えます。
ジェミン・・ どうしたらいいの でもあなたには絶対手出しさせないわ
***
ソナはジェミンにコーヒーをいれます。
ソナさんがいれたコーヒーは甘く感じそうだ 新鮮なシチュエーションだな
全く大袈裟ね ・・あつっ!
ソナはコーヒーを指にこぼしてしまいました。
大丈夫?
ジェミンはソナをキッチンに連れていき指に水をかけました。ジェミンの距離が近くてソナは離れようとしますがジェミンはソナを抱きしめます。
ソナさん、練習しよう 俺たち結婚するんだろ?
ジェミンはソナの額に優しくキスしました。
***
ソナはシャロンとしてジェミンの家族に招かれます。
いらっしゃい
ご招待いただき感謝します
お母様のように美しい花をどうぞ
シャロンは花束をヘランに渡しました。
ありがとう すごく綺麗だわ
ポン・ソナおばさん!
サンヒョクに抱かれていたテヤンがシャロンを呼びました。
ポン・・?
テヤンの勘違いだ 彼女はシャロンだよ
ジェミンがテヤンに言います。
テヤン、失礼だぞ
サンヒョクが叱りました。
あの人はパパのお友達でしょ ソナおばさん
ポン・ソナがパパの友達なのか?
ユンが訝しがります。
以前遊びにきたから友達だと思ってるんですよ
サンヒョクが答えました。
そんなにその人に似てる?
シャロンは訊ねます。
違うの?
テヤン、手を洗おう
サンヒョクはテヤンを連れていきました。
親しみやすい人はみんな友達だと思うんだよ
ユンが笑います。
シャロン、まずは食事しましょ
ヘランが誘いました。
***
箸の使い方が上手ですね
サンヒョクはシャロンの箸使いを見て言いました。
今時珍しくない
ジェミンが言います。
両親が韓国人ですから 使い慣れてます
シャロンはサンヒョクに笑いました。
美味しいわ
シャロンは周囲に愛想を振りまきます。
***
ところで米国のご両親は結婚式に出る予定なんだろう?
ユンはシャロンに訊ねました。
忙しいけど式の前には来ると言ってたよ
ジェミンが答えます。
父は韓国にホテルを建てるつもりなんです
そうか それは好都合だな その時にうちに招待しよう
そうだ、ジェギョン、地方にもホテルを建てる予定だけど ジェイタウンに・・
熱!
ジェギョンは口を押さえました。
ママ、火傷したの? 痛い??
テヤンが聞きます。
お客様の前で何をやってる
ユンが叱りました。
お父様、お客様じゃないです お父様の嫁ですよ オーケー?
オーケーだ♪
ユンは楽しそうに笑います。
***
ヘランはシャロンのお土産の蓋を開けました。
かわいいマカロンね シャロンが作ったの?
はい 私は有名なパティシエです
はは 食べてみるか?
お祖父ちゃん、僕は青色がいい
青色か
ユンは隣にいるテヤンにマカロンを渡します。
これは何です
ジェギョンがもうひとつの箱を開けました。すると中には金塊が入っていて皆は驚きます。
誠意を示すよう父から言われたので 他のものは結納の時に準備します
気を使わなくてもいいのに
ユンは困ったように笑います。
***
素敵な場所ね
シャロンはバルコニーでソファーに座ります。ジェギョンはシャロンに抗議しました。
シャロン、どういうつもりです? ジェイタウンの話をするなんて
焦ったの? ジェギョン ごめんなさい 興奮すると喋りすぎちゃうの
誰かに話したら違約金を払って貰いますよ
ジェギョンが怒っているとシャロンのところに投資の電話がかかってきます。投資額の大きさに押されたジェギョンは抗議を諦めました。
***
韓屋にダルボンの結婚相手のキョンイがやってくることになります。
お祖父さんの彼女に五味子茶を用意した?
皿を拭きながらボクスンはソジュンに訊ねます。
年配の女性なら甘い飲み物がいいんじゃない?
ソジュンは言います。
祖父ちゃんも新しい人生が始まるんだな
二人で楽しく暮らせるのかしら
親子は顔を見合せます。
***
キョンイはダルボンの店を見て驚きます。
すごい! あなたが運営しているお店? すてきね
私の建物だが嫁が切り盛りしてる さあ入ろう
ちょっと待って ドキドキする
心配するな 家族は私に逆らえない
ダルボンさんは先に入ってて 私はお化粧を直してから入るわ
キョンイは言います。
わかった 準備させておく
ダルボンは店に入りました。キョンイは後から入ろうと店を覗きますが、ボクスンを見て青ざめます。
やだ! ボクスンじゃない!!
ボクスンは店から出てきて、帰ろうと背を向けたキョンイに声をかけました。
もしや彼女さんですか? 入ってください
ボクスンはキョンイの顔を見ると驚きます。
あなた・・ オク・キョンイじゃない!
ボクスンはキョンイのサングラスを取って言いました。
お金を持ち逃げしたオク・キョンイよ!
いいえ! 人違いです
キョンイはボクスンからサングラスを取り返すと逃げ出しました。
実はキョンイとボクスンは高校時代の友達でした。キョンイの最初の夫の会社が倒産したときにキョンイはボクスンからお金を借りたのですが返さずに逃げていたのです。これでダルボンとキョンイの結婚話はなくなってしまいました。
***
テヤン、なぜシャロンがソナだと思うの?
ジェギョンはテヤンに訊ねます。
するとテヤンは髪を指で上げました。
こうやった
そう言って部屋を出ていきます。ジェギョンは髪を上げるソナの癖を思い出します。
ソナとシャロンが同一人物?
***
ヘランはオム・チュンジャが詐欺罪で指名手配中だという情報を得ます。
好都合だわ 刑務所に送って
ヘランは指示します。そして自分はチュンジャにメールしました。
明日12時に近所の公園に来て お金を渡す
するとすぐにチュンジャから返事が来ました。
では明日
チュンジャ、私を脅迫した代償を払うのよ
ヘランは笑います。
次の日チュンジャは約束の場所に行きますが、ヘランは来ず警察に追われたのでした。
***
サンヒョクさん、あなたもシャロンがソナだと思うの?
ジェギョンは訊ねます。
テヤンが言ってたからな 確かに俺も疑問を感じた
どうして?
箸の持ち方だ ソナは子供の頃左利きを右利きに変えたんだ だけど無意識に左手で持ってから右手に持ち替える癖がある
サンヒョクは言いました。
外国人は左利きが多いから気にしすぎかも知れないが
そう言ってサンヒョクはジェギョンのオフィスから出ていきます。ジェギョンは入れ違いに入って来たスチョルに言いました。
スチョル、もう一度ソナとシャロンが同一人物かどうか確認して
どうして? シャロンは今からジェミンさんに会いに来る
そう? それなら・・
***
スチョルはシャロンとチョ秘書がジェミンのオフィスに入るのを見てからジェギョンに電話しました。
今オフィスに入った
そう シャロンが出てきたら電話して
ジェギョンは韓屋ベーカリーに向かいます。
韓屋にソナがいなければシャロンはソナに間違いないわ
***
結婚写真はどうする?
地味婚だし写真も自分たちで撮ろうか
ソナとジェミンが話しているとジナが入って来ました。
ジナ、どうしたの?
ユン・ジェギョンが韓屋に向かってる
二人は驚いて立ち上がります。
どうしよう・・
***
ジェギョンは店に入るとボクスンに聞きました。
ボン・ソナは? 呼んでください
けれどボクスンはジェギョンにコーヒー豆を投げつけます。
性懲りもなくまた悪さをしにきたの? 出てって
ボン・ソナに用があって来たんです いないんですか?
どんな用なのよ 呼ばないわ
ボクスンは拒否します。
ソナは家にいるんでしょ
ジェギョンが部屋に行こうとするのをボクスンは止めました。
友達でもあるまいし勝手に入らないで! 出てってよ
ボクスンはジェギョンを店から追い出そうとします。
ソナに会わないと ポン・ソナ! 出てきなさい!!
そうジェギョンは叫んでハッとしました。
ソナはいないのね・・
何を言ってるの? 出てって!
おばさんはシャロンの正体を知ってるんでしょ
一体なんの話よ?
ボクスンはシラを切ります。するとスチョルから電話が来ました。
二人は今ロビーにいる
わかった
ジェギョンはボクスンに言います。
おばさん、ソナと手を組んでお芝居ですか? 私を騙そうとしても無駄よ
その時ソナの声がしました。
おばさん、ボイラーが壊れてお湯が出ません
現れたソナにジェギョンは驚きます。
ポン・ソナ?
また来たの? 今度は何の用?
ソナはジェギョンに叫びます。
何かにつけてここへ来て騒がないでよ
警告しに来たの 復讐なんてバカなマネはやめなさい
二人が言い合っていると、ボクスンが調理室から塩を持って来てジェギョンに浴びせました。
出てきなさい!!
よくもやったわね!
ジェギョンは車で会社に戻ります。
***
ソナはボクスンに説明しました。
迷惑かけてすみません ジナがキムの電話を聞いたんです
今から韓屋ベーカリーに行くのか?
スチョルがジェギョンと電話で話しているのを聞いたジナがソナたちに知らせました。すぐにソナとジナは服を交換してジナはサングラスをしてシャロンに成り済まし、ソナはジナの服を着て車で韓屋に向かったのです。ジナはジェミンとロビーに出てスチョルに目撃させ、ジェギョンに連絡させたのでした。
運が良かったわね ジナに助けられた
ボクスンは胸を撫で下ろします。
***
ダルボンとの結婚を諦めたキョンイはチルスと結婚しようと決めます。チルスもダルボンからお金を貰うことに成功し、キョンイを連れてロボットカフェを視察してこんな店を二人で経営しようと誘います。
すてきだわ 早く結婚しましょ!
キョンイはチルスに言います。
***
ヘランのところへオム・チュンジャが訪ねてきます。
よくも騙したわね! あんたの夫にバラしてやる
チュンジャはシャロンに掴みかかります。
やめて!
二人が揉みあっているところへシャロンが車でやってきます。シャロンは二人の間に入るとチュンジャを張り倒しました。
痛い・・
チュンジャが呻いているとヘランの配下の男が現れて、車でチュンジャを連れ去りました。
***
ユン家でお茶を飲むシャロン。さっきのヘランの争いを思い出します。
あの女は何かをバラすと言ってた チュ理事は脅迫されてるみたいね・・
シャロンは推測します。
どんな事情かしら
ユンとヘランがやってきてシャロンに礼を言います。
外でめまいがして倒れたとか 妻を助けてくれてありがとう 借りができたな
めまい? 女のひとが・・
シャロンが言いかけたのをヘランが遮ります。
さっきは本当にありがとう
ヘランの様子からシャロンは黙ることにしました。
***
ジェミンはシャロンの両親を代行してくれる男女と話します。
大体の話はこんな風に
ジェミンは台本を渡しました。
祖父の代でアメリカに移住した設定です よろしくお願いします
わかりました
男女は頷きます。
***
今月最後の土曜日に結婚式を?
ヘランはジェミンの話に驚きます。
スモールウェディングだ ジェギョンの時で派手な式は懲りただろ?
ジェミンは母に言います。
シャロンはアメリカ育ちだから考えも違うな アメリカンスタイルか
ユンが言いました。
招待客も少人数で簡素にする
母さんはガッカリだわ 式の前に顔合わせはするんでしょ
シャロンのご両親がもうすぐ韓国に来るよ
ジェミンは言いました。
***
シャロンとジェミンは結婚の写真を撮ります。
<画像出典>https://kdm-a.com/secondhusband
実はソナさんとの結婚の写真を撮りたいんだ
ジェミンは言います。
シャロンもソナも私なんだからいいじゃない
シャロンは拒みますが、それでもジェミンは言います。
俺の頼みを一度だけ聞いてくれ
記念写真を撮って誰かに見られたら?
バレないように大事に持ってる
全く・・
シャロンは笑います。
シャロンはゴージャスなウェディングドレスを脱いでソナに戻リます。そして控えめなドレスに着替え頭に花を飾りました。
ジェミンさん
ソナさん
ジェミンはソナに小さな花束を渡しました。
◆ドラマ「二番目の夫」第10週(第45・46話)の感想
ソナを演じるオム・ヒョンギョンさんの超ミニ姿が決まってますね。モデルさんだったから足が綺麗でシャロン役がぴったりです。この方は素朴な役からこうした華やかな役まで嫌味なく演じられる幅広い役者さんだなと思います。
これからジェミンと一緒にジェギョン夫婦に攻勢を仕掛けていく展開みたいですが、もしかしたらテヤンはソナの子では・・と思っていたカナエの予想は当たるのか・・。なんでもあれのドラマだからその可能性もありそうですが、可哀想なセビョクが生きていればいいな、と思います。(サンヒョクがやたらテヤンを抱いて可愛がってますからね。ジェギョンが抱いているシーンは一度も有りませんでした。まあそれもドラマの意図でしょうが、これからもドロドロの展開が続きそうです(>_<)。)
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